星野源。

私は尊敬する人が何人かいる。

その人がいなかったら今の私がいないと言っても過言ではない程の人達。

 

嵐と

小林賢太郎

星野源だ。

 

圧倒的に星野源に関してはまだファンになって4年程で浅い。

 

が、彼の曲、声、本、仕事への姿勢、紡ぎ出すあらゆるものが大好きだ。

 

と改めてここに書いたのは最新の本、

「いのちの車窓から」をよみおわったから。

 

本当に素敵な人だと思った。

あれだけ自分を客観視し、

仕事を愛し、周りに感謝し、

適度にふざけ、生き生きしてる人はなかなかいないと思った。

 

テレビ、ライブなどでみる彼は

いつも心から楽しそうだ。

やらされてない。

自分のやりたいことをやっている。

 

後ろのバンドメンバーもそうだ。

ダンサーも、寺ちゃんを含むスタッフさんも。

 

皆少しでもいいものを作るために、

星野源を全面的に信じて心から楽しんでるように、

というか心から楽しんでいるに違いないのだ。

 

羨ましい。

ただただ羨ましい。

 

私は今、面白いものが作りたくて

いいものが作りたいが

上司やチームの考えで、機嫌取りで

つまらんものを作ろうとしている。

もはや作ってもない。

資料を淡々と集めるだけ。

 

気づいたら大学の研究と一緒だ。

資料を集めて読んで、

勉強してまとめて、

上司の好きなように調理できるように

食材を準備する。

 

ここにクリエイティブを見出せばいいじゃないかと思う人もいるだろう。

私も思う。

 

だが、上司は自分より下の人が、

決定権を選択権をもつ、

つまり頭を使って意思をもって

仕事することを嫌う。

 

ただただ言われたものを持ってくるという

宅配サービスでも雇えばいいのにと思う。

心から。

 

それからチーム内で、

いない人の悪口を常にいっている。

男性ばかりなのだが言われてない人を

殆どきいたことないのできっと私も言われてる。

 

別にいいものがつくりたいなんて一言も

きいたことがないし、

面倒くさいなどとこなれた風を醸し出せることを言いながら、

こなれた雰囲気を出す。

終わる仕事も、遅くまで仕事してるのが

かっこいいと思ってるのか知らんが

ダラダラとやってる。

 

ほかにも言いたいことは沢山あるが、

兎に角数ヶ月でこれだ。

もっとやれば学べる事も確かにあるとは思う。

しかしこの人達の下で学ぶしか選択肢はないのか。

 

私は元々音楽業界志望だ。

現に音楽業界志望だ。

 

そんな中でなかなか叶わず、

テレビ制作でも学ぶことはあるはず!と

思ったが、なんだこの時間は。

 

北朝鮮からいつミサイルが飛んでくるか、

いつテロがおこるかわからないこの時代で

こんな時間を無駄にしてよいのか。

 

そんな私には星野源がまぶしかった。

羨ましすぎて。

 

ただこの本には飾らない、

かっこつけてない、ありのままの人間味溢れる

温かみのある人間の言葉が詰まっていた。

 

彼の周りには素敵な人達が沢山いる。

類は友を呼ぶのかもしれない。

 

悲観的にならず、できるだけいい方向の窓をみて

常識にとらわれず自分のやりたいことを

やりたいと強く思った。

 

夢は諦めたらおわりだ。