感覚

最近、有名な作家さんのお話を伺う機会があった。

 

勝手ではあるが、

口下手でプライドが高くて寡黙で厳しいと

パブリックイメージとしてある気がする。

 

確かに会話力を仕事としてる人をテレビで

いつもみている我々は己の実力などみずに 

幻覚にとらわれ基準がおかしくなっているからか

口下手に感じた。

冷静に考えると話す力を仕事にしてないから当たり前である。

普通の人と同じレベルである。

 

ただ一言一言紡ぎ出す言語力がある。

 

そんな人だった。

 

そして口下手や臨機応変さへの欠如を自分の努力や準備で補ってきていてかなりぐっときた。

 

その人は日本トップレベルの作家さんであり、

我儘放題でも仕方ないというのに。

文学の才能と努力は十分なのに。

 

自分が1つでも欠如してる部分を

圧倒的な準備で補っている姿に

不器用ではあったがかなりぐっときた。

 

なんて素敵なんだろう。